2026年6月15日(月)日本時間11:54。
双子座24°、9ハウスで新月を迎えます。
今回は「自分の中の点と点が繫がり、新しい世界が広がり始める新月」。
繫がろうとしている「点」は、双子座の好奇心や知識だけではありません。
心の中にある本音。
体で実際に感じる感覚。
頭の中で考えてきたこと。
そんな自分の中にあるものが、まだバラバラのまま存在しているのかもしれません。
それらを繋いで、少しずつ外に出していくことで、新しい世界が自然と広がっていくような新月です。
新月の基本情報はこちら→🔗『新月ってどんな時?』

双子座新月のテーマ
今回の新月が起こるのは双子座9ハウス。
次の蟹座新月(7/14)までの1か月間のテーマになります。
9ハウスは「自分という領域のその先」。
新月は「始まり」。
双子座は「知識」「言葉」「情報」「コミュニケーション」「繫ぐこと」を表します。
今回は双子座MCのすぐ近く、ほぼ10ハウス寄りの9ハウスで起こります。
そのため、ただ学ぶだけでなく、その学びを実際の社会や現実の輪の中で自分らしく表現する流れが強まりそうです。
前回の牡牛座新月では、新しい視点や情報が入り込みながら、自分の奥に置き去りにされていた「種」を見つけだす時でした。
そして今回の双子座新月では、その種を実際に育て、花開かせるための試行錯誤が始まります。
太陽と月が示すもの
太陽と月は9Hにあり、
学びたい、成長したい、もっと広い世界を知りたい、
そんな関心が高まっていきます。
そして、これまでに得た気づきや学びを外側へ表現していったり、
自分のとは違う考えや世界に触れることで新たな成長をしていく時。
更に今回の新月は、ほぼ10Hに位置しています。
そのため、自分の声を実際に言葉にしてみること、人前に出してみること、社会の中で試してみることもテーマになります。
大切なのは、
「自分が何を伝えたいのか」
「何と何を繋ぐのか」
という問いを自分で持つこと。
双子座らしく軽やかに、いくつもの視点を行き来しながら、決めつけずに好奇心で試していくことが大切です。
月は新しい可能性や理想に心を躍らせ、
描くビジョンも一つではないかもしれません。
様々な可能性を見渡しながら、それらを繋げていくことで、自分なりの方向性を少しずつ見出していく新月です。
新月のサビアンシンボル
新月のサビアンシンボルは双子座25°「パームの枝を刈る男」
大きく広がったパームの枝は私たちの思考や知識、情報を象徴しています。
そして、それを刈るのも私たち自身です。
十分に伸びた私たちの情報や考えを整理し、必要な部分を選び取ろうとします。
余分な枝を切り落とすことで風通しを良くすることで見えてくるものがある。
そして頭の中がまとまりスッキリするように、自分らしく整えていきます。
好奇心は新しいステージに向かっていますが、その前にまずは学びや経験をまとめる作業が必要なのかもしれません。
MCが示す行き先
MCのサビアンシンボルは27°「森から出てくるロマ」
もう森の中で学ぶべきことは十分学んだから、その経験を携えて新たな環境で自分を活かす道を試そう。
そんなイメージの度数です。
今回の新月が目指すのも同じ方向です。
知識を得ることが目的ではなく、表現していくこと。
自分の考えを言葉にする。
実際に伝えてみる。
学びを実践してみる。
双子座は何かと何かを繋げるサイン。
一つの概念に留まらず、二つ、三つと自然と繋がっていくもの。
自分と人。
知識と現実。
経験と未来。
そうしたものを繋ぎながら、新しい世界を広げていきます。
同じ双子座には天王星がいて、
今までの考え方、学び方を超え、新しい可能性へ手を伸ばすサイクルは始まっています。
そのために必要な姿勢
MCや新月が目指すところに到達するために大切な姿勢を教えてくれるのはアセンダントです。
サビアンは乙女座28°「禿頭の男」
潔くありのままの自分を生きる覚悟を持つような度数です。
乙女座のほぼ最終度数にあり、牡羊座から乙女座までの「個人の領域」を積み重ねてきた流れの最終章にあたります。ここまで培った“自分の基準”を持ったまま、新しい外の世界へ踏み出していく姿勢が大切になります。
自分の中だけで完結する世界ももちろんある。
けれど、次のステージもちゃんと用意されているのです。
そこへ行くには自分の外側へ出ていき、
人との関わりの中で自分を出してみる必要が出てきます。
その経験を通して自分自身も更に磨かれていくのです。
そしてここでは、自分の中の自分と、外側で揉まれる自分とを行き来しながら、バランスを取っていくことも大切になるでしょう。
つなぎ役の水星
今回の新月で印象的なのは、アセンダント乙女座も、新月の双子座も、MCの双子座も支配星が水星であること。
つまり、
「自分らしく生きること(在ること)」
「目指す未来や方向性」
この両方が、水星を介して繋がっています。
その水星は蟹座で、10ハウスにあります。
心の声を受け取り、それを人に伝えるための言葉や方法に変えていく役割を担っています。
何を感じ、
何を伝えたいのか。
何と何を繋ぎたいのか。
このようなことを意識することで、新月のエネルギーがより流れやすくなるでしょう。
肉体・魂・思考を繋ぐ
水星は8ハウスにある牡牛座火星とセクスタイルを形成しています。
何を選び取り、何を表現するかは、自分自身の体験や体感覚からの確信の中にある。
理屈や正しさだけではない。
感情だけでもないし、その場の勢いだけでもない。
体の奥にじわっと染み込むような「これだ」という静かだけど力強い感覚。
それを信頼しながら進むことが大切でしょう。
最後に
今回は、自分らしい意思表示を通した自立へ向かう新月でもあります。
そのために、
肉体。
魂。
思考や知恵。
この三つを切り離さず、自分の中で循環させていくこと。
身体で感じたことを、心で受け取り、言葉として表現すること。
そうして内側と外側を繋げていくことで、自分らしい自由な空気が流れる新しい世界へと歩み始めることができるのではないでしょうか。
双子座は、無から何かを生み出すサインではありません。
既に自分の中にある経験や知識。
出会ってきた人との関わり。
身体で感じてきたこと。
心に残る想い。
そうした一つひとつを繋ぎながら、新しい意味や可能性を見出していけるサインです。
だから、今回の新月で大切なのは、何か全く新しい世界へ飛び込むことではなさそうです。
これまで積み重ねてきたものや、周りの環境の中で、それらをどう活かし、繋げていけるかを試みていくこと。
その先に、自分らしい表現の形や、新しいステージが自然と見えてくるのかもしれません。
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