2012年2月5日に海王星がうお座に入ってからもうすぐおひつじ座に入り、完全におひつじ座に引っ越すのは2026年1月28日になり、ほぼ14年の長い滞在です。
わたしの話になりますが、海王星がうお座に入ってからすぐネイタルの太陽と90度になりました。
そのちょっと前の2011年の移行期から予兆はありましたが(サターンリターンも同時期)、自分の人生の方向が分からなくなりだして時間が経ってもずっと分からないままでした。
そして2013年には長年続けてきた仕事を辞めました。その後のあてもなく。やりたいことが、向かいたいところが全く分からなかくなったから。
フランスに来てから死ぬほどほど勉強して、卒業、就職・・・とがむしゃらに突っ走ってきたけれど、バーンアウトになったのかなとはじめは思っていました。
小さい時から常に何かしら目標を掲げてそれに向かって努力するというのが自分のスタイルでしたが、それが急にぼやけだして、どんどんぼやけて「何もない」状態になってしまうというのは自我がなくなるほどの脅威でした。

2011年に出産したので子どもを育てるという目標はあったけれど、それは「自分の人生の」目標ではないという認識でした。はじめのうちは、子育てをしながら自分に集中する時間は上手くとれず、かといって時間が経っても目標が見つからずで焦りは募る一方。
今までと違う仕事をしてみたり、自己分析したり、占いをかじりはじめたり、昔やりたかったことをやってみたり、色々試してみました。ただその時は、新しい目標になるきっかけが欲しいという動機で動いていました。目標さえあれば動けるのに・・・と。
通過してしまえば影響も抜けていくというけれど、太陽との90度が過ぎ去っても金星、水星と次々と90度になるわ、プラスTスクエアになるわ、それが過ぎ去っても他の天体との90度でまたまた別のTスクエアもできあがって、見えないオバケにずっと翻弄されている感じでした。
しかし途中で気がづきます・・・海王星がただ今まで見えていたものを見えなくさせるだけでもないってこと。得たものは沢山ありました。
それは自分が信じ切っていたこと、自分の考えだと思って生きてきたこと、自分が見ていた世界に実は「ウソ」があったということに気づいたこと。
ウソ、ズレ、幻想、妄想、乖離・・・。
海王星はわたしの邪魔をしていたわけではなかった。
結局わけがわからなくなった事柄は全部本当の自分ではありませんでした。
だから海王星が海王星のやりかたで教えてくれたと思っています。オバケがわたしたちに何か伝えたい時、直接「ねえねえ、これはこうした方がいいよ」とかいった風に直接アドバイスできないように。
で、こんなに長い期間をかけたのはそれだけ現実を生きている自分と本来の自分との間のズレが大きかったということ。だから個人天体3天体連続で色んな観点からズレを自覚する必要があった。
あの時、『目標さえあれば動けるのに・・・』と思っていた目標は本当の自分が望むものではなく、家族だったり世間だったり自分の周りが期待するもの、それを長年自分の目標にして突っ走ってきた「わたしが走るための目標をください!!」状態だったのだと思います。外側を意識した要素が多かったことが自分に戻る時間が沢山必要だった理由と思います。
人生を振り返ってみても自分の奥底から湧き起こる「これがしたい!」というピュアな思いベースの目標はその過程で辛いことがあったとしても肉体的にも精神的にもしんどくなかったのです。
しかし、自己一致していない部分は海王星の大波にのまれました。この海王星うお座時代には人生の方向性の迷子以外にも大きい病気もしました。自分の生き方が本来の自分と大幅にズレた生き方をしていたんだと思います。
迷いの森に入っているような、長いトンネルに入っているような、霧でなんにも見えないような時、無駄に動いてもしょうがない。波に巻き込まれた時と一緒ですね。波に逆らわない、泳げないなら仰向けで浮かんで待つという潔さも必要。
何が分からなくなっているのか。何を知りたいのか。何に迷っているのか。それに気づけばその大元に目を向ければOK。海王星の目くらましはヒントなわけだから気づくことはできます。ウソやズレがないかどうかそのテーマについて自分の内側を見つめること。外側も大切。けれどまず内側ありき。
気づけば本当に軽くなります。
一番強く影響が出るのは0度、そして180度と言うけれど、90度も十分きつかったです。元々ネイタルで海王星にハードアスペクトもソフトアスペクトもありなので余計に。次のアスペクトは自分の太陽とのトライン、それが過ぎると月も絡めたTスクエアが2027年にやってくるのでさてどうなるのか・・・またレポートします。