魚座新月のテーマ
2026年3月19日(木)日本時間10:24、魚座28°、10ハウスで起こる新月です。
今回の魚座新月は「終わらせることで内側から整い、春の光が見えてくる新月」です。
新月の基本情報は🔗こちら→『新月ってどんな時?』

今回光が当たるのは魚座10ハウス。
次の牡羊座新月(4/17)までの1か月間取り組むテーマになります。
10ハウスは「完成形」「到達点」を表します。
新月は「始まり」を表します。
そして魚座は「終わり」のサイン。
つまり、終わりと始まりが同時に重なる時。
10ハウスにあることで、隠れていたこと、気付かなかったことまで、私たちに必要なもの全てが意識に上がってくるでしょう。私たちが信じてきたものを洗いざらい浄化し、終わらせる。それは、この飽和状態の中から本当のエッセンスを取り出すためです。
新月の翌日は春分(3/20)で、一年のスタートを切るタイミングです。
その一日前に起こる今回の新月では、ただスタートするだけでなく「終わらせる」大切さを示しています。
太陽と月が求めるもの
太陽と月のサビアンは、魚座29°「プリズム」
一つの光が、七つの光になり広がる様子を表します。
そして、この光を通す媒体は私たち自身です。
「終わらせる」「手放す」と聞くと、そこから始めないといけないと思ってしまうかもしれません。
ですが、まずは月が表す今回の新月の欲求から満たすことから。
魚座の月が求めるのは、まずは全てを吸収すること。
それが栄養になるか、過剰になるかは吸収して分かること。
まずは感じ切り、その中で感じる自分や世界への優しさ、愛、自然のリズムに身を任せること。
こうして初めて、太陽の意識で受け取ったものを使い、自分の出来る形で循環させていくことができます。
それは、自然の流れに反するリズムを手放し、無駄な抵抗を終わらせることでもあります。
この条件がピタッと揃う時、私たちは自然の波長に合わさります。
一つの光が、私たちを通して七つの光となって広がっていくのです。
吸収したそのままの光を放つのではなく、
自分を通してどんな光を最終的に拡散させていくのか。
それが今回の新月のテーマです。
前回の新月では「何を終わらせ、何を生み出そうとしているのかを知ること」がテーマでした。今回はやっとその全貌が明らかになってきます。
過去からの解放と最終調整
今回の新月は、12ハウス牡牛座天王星、8ハウス山羊座ジュノーと小三角形のアスペクトをとっています。
これは、深いつながり、過去の感情、今までどうしようも変えることができなかったことを浮上させるかもしれません。人によってはトラウマレベルのものかもしれません。
しかし、それらを新しい光に変えていく力が働く時でもあります。過去の制限をそのままにせず、実際に解放に繋げようとする意識を向けることで、チャンスを得られる最終調整の時。
そのためには、これまで手をつけられずにいた現実や、蓋をしていた不要なつながりを見直し、断ち切ることが必要かもしれません。
同時に、自分の直感や感性も大切にしながら、大きな夢を見ることも忘れたくありません。
それを自分の中だけに留めず、言葉にしたり、想像を創造へ変えていく方へ意識を向けていくこと。
私たちは今、本当のスタートに立つために、すべてを受け取り、受け止め、完了させようとしているのかもしれません。
具体的にどう動くかは、まだその先の話です。
アセンダントが示す新月の様子
サビアンは双子座26°「森の中の冬霜」
これは最も大切なものだけを残すということを表します。
今ある最大限の情報の中から、取捨選択が静かに行われていく様子。
冬の霜の下で最小限のエネルギーで不要なものを少しずつ外に出し、核となるものだけを内側に残す。
そんなサバイバルのような柔軟さでこの新月のサイクルを過ごすことが大切です。
自然のリズムに乗らなければ淘汰されてしまいます。
不安、焦り、様々な感情を外に逃すことは大切になります。
そうやって霜の下の木(=私たち)は呼吸することができます。
もし必要以上溜め込めば、木は水分過多で腐っていきます。
水蒸気のように呼吸しながら、
ゆっくり吸収し、ゆっくり排出していく。
この柔軟な循環の大切さをこの新月では忘れてはいけません。
新しい人生の指針
何が最も大切なものか、そのヒントは支配星の水星にあります。
水星は魚座で逆行中。ドラゴンヘッドと合です。
これまでとこの先の境目で、カチッと辻褄が合うような、
人生の指針になるようなメッセージを受け取るような予感の時。
さらに、この水星とドラゴンヘッドはMCとも重なっています。
MCのサビアンは魚座6°「正装して行進する将校たち」
これは自分が純粋に、深く信じるものに対して進んでいく姿を現します。
この新月で受け取るメッセージの中に、自分が本当に信じるに値するものを見出し、身を委ねてみることをしていく必要があるのかもしれません。
ただし、何に身を委ねるか?
これによって、これから広がる世界の全てが変わっていきます。
魂で始める新しい世界
そこでカギになるのが、魚座の支配星の海王星。
海王星は土星と共に牡羊座のスタートラインにあります。
魚座新月で感じたこと、夢見たこと、信じてきたこと、過去のこと。
それら全てが浮上してきた今、幻想や焦りや不安で得たニセの確信は溶かされます。
新しい世界ではニセモノを持っていっても生かすことができないからです。
本当にこの先の世界を始めていくには、純粋な自分の魂の感覚が必要です。
感じて、受け止めて、気付いて、そして動く。
終わりは始まりであり、始まりは終わりでもあります。
この大きな転換の中で、自分が何を信じて新しい世界へ進んでいくのか、その核になるものをしっかり受け取ることが大切です。
急がず焦らず。今やるべきことに取り組むことで自然と次の流れに繫がります。
今やるべきこととは、湧き上がる感情や関係性や過去の出来事に圧倒されず、逃げず、しっかり向き合うこと。
先を焦り、不安に振り回され、ただ時間が過ぎるのを待つのではなくて、向き合う。
そのプロセスがあるからこそ新しい春が始まります。
春の予感
受け取ったことを踏まえて、牡羊座金星で新しい予感に刺激が生まれます。
11ハウス牡羊座金星は1ハウス蟹座木星とスクエア。
新しく得た自分が信じること、幸せの価値観を外側に実践したくてウズウズするかもしれません。
「早く実現させたい!」という気持ちだけが先走る可能性も。
だからこそ思い出してほしいのは、蟹座木星期間に見直した自分の本当の幸せの形。
私たちはそれぞれ、自分のルーツ、信条、家族や基盤となるものがあります。その上にアイデンティティというものが築かれます。それは守るべきもの。だけど、それを押し付けたり、自分の安全基地から出ずに他を排除するのは違います。
受け取った先取りの予感は、自己主張の調和を探るヒントとして使っていく。
自分の核を守りつつ、大勢の中でも自分らしい居場所を広げていく方法を、少しずつ模索してみましょう。
最後に
様々なことが水面下で静かに動く新月です。
全ては自然のサイクルの中で、春を迎え、芽を出すまでの最終調整。
はやる気持ちはあるかもしれませんが、今は雪解けを待つ時。
内側の再生を優先させましょう。
無駄な抵抗をせず、浮上してくる現実と非現実の中から自我の芽をすくい上げていく。
終わらせ、手放すことで自由が生まれます。
余白をつくることが、次の流れを受け取る準備になります。
今だからできる、
自分をしっかり感じきる時間。
その時間を大切に、新しい春の光となりますように。
[…] 3/19 魚座新月ー自分を通して光を放つ、終わりから始まる春の光 […]
[…] 昨年の🔗天秤座新月(10/21)から、自分を持ちつつ周りと協調・共生していきながら自分を磨くことをしてきました。そして前回の🔗魚座新月(3/19)では、終わらせ、手放すことを優先してきました。その余白に新しい流れが入ってきて、今回の天秤座満月でその結果や気づきを受け取っていきます。次の牡羊座新月のスタートへ向けてここからの2週間、手放しや調整を行っていきます。 […]